アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

整体生活・野口整体と生きることをひとつに

2021-01-01から1年間の記事一覧

年末にまた脾臓と出くわす

2019年後半ぐらいから、私は新型コロナウイルスの問題が起きてから脾臓に関心を持ち、シュタイナーの脾臓についての考えや、中国医学での「脾」の機能、野口整体での「脾臓と胸椎七番」について勉強していた。今年の1月、2月にはこのブログでもそのことを書…

言葉を発する時

先日、活元会の後に大安売りのかぶを買った。葉と茎を煮びたしにして、かぶのクリームシチューを作り、残ったかぶは一日干して、セミドライにしてから冷凍に。 これにミートソーススパゲッティというけっこうなボリュームの夕飯を食べた後、ふとあるブログの…

黒歴史が思い出に変わる

少し前に、椿が咲き始めているのを見かけた。例年、年が明けてからの藪椿も、もう咲き始めている。冬至が近づくにつれてやはり冬らしくなってきたと思っていたが、今年は冬の終わりが早いのだろうか。椿の花はいいものであるが、ちょっと気になった。 そして…

食べる

冷蔵庫に中途半端に残ったビーフシチューのルーとカレー粉があったので、この二つを合わせて強引に牛すじカレーを作ってみたところ、それなりの仕上がりになった。普通のカレーというよりスープカレーという感じだが、残り物活用のチャレンジ料理がうまくい…

死と病症の向こうに

先日、初めて明治神宮にお参りする機会があった。大きな森を歩いていると、どんぐりが沢山落ちていて、芳しい、懐かしい匂いがした。 その日は宮中行事、新嘗祭の前日で、境内にはたくさんの野菜や米などの農作物が奉納されており、巨大なコンニャクイモなど…

初冬の身体と抵抗力の発揮

初冬の身体と抵抗力の発揮

整体についての記事

今、私は脚が筋肉痛である。ピークは過ぎたものの、このブログで腰、脚、と体の話をした後、自分のその部位が痛くなるというのが続いている。 この筋肉痛は、伊勢原市の大山阿夫利神社下社までモノレールで登った後、帰りだけ古道(男坂・女坂)を歩いてしま…

体の現実

何となく中華っぽいものが食べたくなって、白菜と干し椎茸のオイスターソース炒めを作った。白菜の料理は味がぼけやすいけれど、やっぱり腰の調子が良いと味が決まる。この「決まる」という感じが、腰の力というものだ。 要求がスッと行動になる体の状態で生…

行きて帰りし物語

冬が近づいてくる。せっせとスープを作って、切らさないようにしている。 少し前に腰痛のことを書いたのだが、じつはあの後から自分の腰が痛くなりはじめた。整形外科などに行くと、おそらく坐骨神経痛と診断されるだろうという感じだが、動けないとか何もで…

深まる秋に

活元運動の会の後、八百屋さんに寄ってみたらなんと茄子の特売日!そこで、初の試みとして、茄子の泥亀煮(NHKきょうの料理参考)を作ることにした。 二つ割りにした茄子に格子状の切れ目を入れたのを「亀の甲羅」、すりごまと味噌の入った煮汁に浸かってい…

精神的な腰

先日、島根の方から、中国地方に私の師匠の弟子で指導をしている人はいるかという問い合わせがあった。あいにくそういう心当たりはなかったのだが、その人は全身性の湿疹(アトピー)に悩んでおり、ある漢方薬を飲んだことがきっかけで、医師が処方するすべ…

体の適応と心の停滞

お彼岸に活けた白い菊とリンドウが、まだ元気に咲いている。涼しくなってきたせいか。地場野菜のサツマイモをかぼちゃの煮物の要領で煮てみると、驚くほどおいしい。今はもう秋、である。 以前に今年はインフルエンザが復活するという予測について書いたが、…

野口整体の社会性とCOVID-19

先日、youtubeで斉藤和義の「2020 Diary」という曲のMVを見た。曲そのものは知らなかったわけではなく、2020年の年末、真島昌利と仲井戸麗市、斉藤和義の三人でやったラジオ番組で聴いたことがあり、確かあの時、このON AIRが初出しだと言っていた。 年末に…

自然の摂理―多様性と共生

昔々、小学五年生だった頃、私は生き物が好きで、飼育係として教室でメダカの飼育をやるようになった。 ちょうどその頃、食物連鎖のことを知り、子どもながらに感銘を受けたこともあり、私は池で自然に生えた水草を取ってきて、メダカ、小さなタニシのような…

初秋のお散歩

先日、また三島の神社に行く機会があった。今回は瀧川神社という神社だ。 これまで知らなかったが、昔は三嶋大社の神事の前日に神職が瀧で禊(みそぎ 清水で身を清める)場所だったそうだ。 また、瀧川不動とも呼ばれ、修験者が行を行っていたという。創建は…

魂と死、病症の意味〜シュタイナーがやってきた

前回、野口晴哉著作全集の贈り物が届いた話をしたが、その包みの中には、シュタイナーの本が一冊入っていた。『シュタイナーのカルマ論』(春秋社)という本だ。 うっ、カルマときたか…。送り主は結構直球だ。野口晴哉著作全集は初めてではないので、この本…

野口晴哉著作全集がやってきた

若い人は知らない人も多いかもしれないが、1996年8月19日、Jamiroquaiの「Virtual Insanity」が世に出た。ちょうど25年前の今頃だ。 当時はとにかく今1番おしゃれな楽曲という扱いで、私などは何となく「好き」と言いにくかったのだが、本当はお気に入りだっ…

ワクチン副反応について

中日ドラゴンズの木下投手が、コロナワクチン接種後に倒れ、7月半ばからずっと重篤な状態だという。 デイリー新潮によると、 まず心臓周辺に問題が発生し、その影響が脳に及んでいます。人工呼吸器を外すこともできません。 …この事実を知っているのは、与田…

夏のお散歩

今、私は静岡県三島市にいる。三島に来るのは何年振りだろう。変わらない街並みだが、今回初めて駅の北側を歩いてみた。私は神社を見るのが趣味で、ことに地元の人しか知らないような所に行くのが楽しい。 Googlemapを見ると、かの有名な三嶋大社ではない神…

モモとWhat's Going onと

先日、TVで3人の研究者がエンデのモモについて語る番組を見た。私の子どものころからの愛読書が、来るべき世界を考える上でのテーマとなるのは何となくうれしい。 この日の朝には、福岡の三連水車のある地域の紀行番組を見た。その中で、250年間、代々農業…

野口整体の課題

野口整体についてのいろんな文章に接して、思ったことを書こう、としたのだけれど、難しい…。「この人はこう思うんだな」というところから、それに対して何かを言うのが難しいのだ。全部が全部、同感!というわけではないところもあるが、今、発展的な問題意…

水の流れと潜在意識のエネルギー

最近、はてなやnoteなどで野口整体についての記事を読んでいて、えー、そうかなと思うところ、勉強になるところ、発見その他様々思うところがあった。 まだそれについて何か言えるまでには至っていなくて、お腹の中に容れてある状態だ。言葉になって出てきた…

熱海・伊豆山の災害

以前、私は熱海に住んでいたのだが、3日、熱海市で大きな災害が起こった。土石流が起きた場所の映像を見ても、どこなのかよく分からなかったが、今日になってようやく、ああ、ここかと分かった。 起きたのは昨日だけれど、今朝になって、腰(腰椎3番)が抜け…

ウルメイワシ干のオイルサーディン風

ウルメイワシ干のオイルサーディン風

性差と性自認

先日、友人が送ってくれた氷見の干物が届いた♪さっそく開けて、ウルメイワシを焼いてみると、うー、うまい…。整体の師匠と毎日夕食を食べていた頃を思い出した。先生はイワシ丸干が好きだったなあ。 夏になると、生で丸かじりとか、お料理するにしてもできる…

体の個性・個人の理解ー親知らずが生えてきた!3

このところ、私は右側の首と肩がどうも痛かったのだが、もしやと思い口の中をのぞいたら、下顎二本の親知らず(智歯)が完全に姿を現していた…。というか、下顎は出たと思っていたらまだ途中だったらしい。それが完成したのだ。 上顎も少しずつだが着々と歯…

下腹の力

私は、本当に大切だと思っているのに、骨盤底筋群の話をしようとすると言葉が出にくくなってしまう。こういうのは天心じゃないな…と思うのだが、場所的に表現が難しいというか、ね。 ちなみに骨盤底筋群というのは、坐骨と坐骨の間、恥骨と尾骨の間をつない…

(追加)ワクチンのこと

前回、インフルエンザと新型コロナウイルスのことについて書いたが、ワクチンについては触れなかったので、ちょっと書いておきたい。 現在の状況では、迷っている人もいるし、選択の余地なしという立場の人もいるし、打つという選択をする人もいるだろう。そ…

今年のインフルエンザ予測について

最近、コロナ絡みの話をする気が失せていたのだが、Newsweekの「今年の秋冬はインフルエンザ復活か」という記事を読んで思ったことを書いておこうと思う。 新型コロナウイルスに席巻された昨年、日本ではインフルエンザと肺炎や気管支炎などの呼吸器系感染症…

ストレスとレジリエンスについて

先日、ある人と電話で話をしている時に、かなり嫌なことがあった。嫌なことであると同時に腹の立つことであり、がっかりするようなことでもあった。 また?という感もあるが、今回は、こういう情動がどんな風に体に影響するか、この状態をどうやって抜け出す…