アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

整体生活・野口整体と生きることをひとつに

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

一人称の背骨

活元運動の前に基本の運動をやるようになって数日が経ち、私はなぜ平均化体操をやっているのかな・・・と思い始めた。 整体馬鹿の不純な動機としては、「野口整体をやってきた(と思っている)自分」を客観視したい、というのがあるかもしれない。活元運動とい…

基本の運動→活元運動  

ここ数日、活元運動(普段からほぼ毎日)をする前に、平均化体操の基本の運動をやっている。自分で言うのも何だが、私は活元運動の訓練は長い間行っているし、それなりの水準にあるので、活元運動とその体感を「ものさし」にして基本の運動を観察してみよう…

平均化体操の基本の運動を活元運動の前にやってみる

先日参加できなかったこともあり、平均化体操の基本の運動は、台所に立った時などに時々練習していたが、今日になって、ふと「平均化体操の基本の運動は、活元運動の前にやるとどうなるんだろう」と思った。 平均化体操の基本の運動(名前があると思う)は「…

活元運動の意味

私がなぜ活元運動の前に行なう体操を考え始めたかというと、私が整体の先生から学んだ個人指導のあり方と関係がある。 私の整体の先生は、若い頃はやっていたようだが、後年、活元運動の会をやっていなかった(奥様が今から15年程前から始めた)。その代り、…

活元運動のための体操 再開  

昨日、長く通っている人が個人指導に来たので、私は「活元運動の前にする体操」をもう一度教えてみることにした。 この体操は、前屈みで鍬を持ち、畑を耕すおばあちゃんが、うーんと腰を伸ばして休息する時の姿をヒントに考えたものだ(何て単純素朴なんだろ…

腰椎三番の心理

②私が体操を考えていた頃 こんなことから、私は活元運動の会が「もうちょっと何とかならないかな」という思いを以前から持っていた。それには身体感覚に注意を集めて、自分の体の状態を把握する内観的(体の中に降りていく瞑想的)な要素を教えていくことが…

腰椎三番の心理

①平均化体操の会 4回目ならず 平均化体操は四回目に入る予定だったが、あろうことか!私は開始時刻に間に合わず、会場には行ったもののすでに始まっており、参加見送りとなった。もうがっかり・・・。やわい腰椎三番がさらに抜けてしまうくらいがっかりしてしま…

平均化体操三回目までのまとめ

まだちゃんとできるようになったわけではないけれど、これまでを振り返って、どうやら私は平均化体操に動かされているようだ。整体の先生よりずっと若い先生だし(私より若そう)、私もそれなりに整体はやってきたから、「孫だから何?」位の負け惜しみを言…

病症を経過する

三回目の会の後、私は整体の先生と私の体の状態が、非常によく似ていることが気になり始めていた。もともと、性差の違いは大きいものの、本当によく似ていて、体癖も非常に近く、左重心で、ものごとの受け取り方、感覚や好みも似ていて、手の形まで似ていた…

平均化体操の会三回目

クラスが始まる前に、講座申し込みのことを先生に聞いてみると、OKが出た。内心、私の先生の名前を出すと整体協会の先生は引くのかな・・・と思っていたけどそうでもなかった。 でも、せっかくOKがもらえたのに、私は何となく浮かない気分だった。風邪の経過が…

野口整体の死生観

先生が亡くなる前日の早朝、先生が救急車で搬送されたという連絡が入った。私は先生には道場で最期を迎えてほしいと内心切望していたが、それは叶わず先生はICUに入ったのだった。 私は医師の説明が行われる場に同席することになった。もう治療をする段階で…

平均化体操の会 二回目

②いざ教室へ 二回目の会は18時30分スタートだったので、熱海に帰れるかどうかを確認して参加した。 今回は一人で基本動作においてもかなり力を入れるという新たな課題が加わった。時折動きのよさそうな人を垣間見てみると、モーションが私の思っているより大…

平均化体操の会 二回目

①「ねじる」ができない 初回、三つの基本動作(本当は名前があるけど忘れた)の内、私は体をねじる動作ができなかった。活元運動をやっている人はご存知だと思うが、野口整体の活元運動には準備運動があり、その中に腰椎三番を焦点に体をねじる運動がある。 …

活は入ったか?

平均化体操の会参加の後、私は不用品を整理しよう!と思い立った。身体に活を入れるという最初の目的は達したのかもしれない。まず着なくなった古い服から着手することにしたが、いざとなったら、何かが足りない。私はもともと物の整理は得意ではなく、スイ…

②平均化体操の会に初めて参加する 私は野口整体に入門以来、誰かに何かを習うということはなかったし、やり方は見て覚える方が好きだし、先生と呼ぶのはこの先生だけと思ってきた。それが、どうして行ってみる気になったのかは自分でもいまだにわからない。 …