アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

整体生活・野口整体と生きることをひとつに

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大脳を中心に生きる人―上下型体癖

野口整体の体癖論の中から、上下型体癖について述べる。

『白隠禅師 夜船閑話』と『霊療術聖典』を読み返す 2

『霊療術聖典』 『霊療術聖典』は昭和9年発行(私の手元にあるのは復刻版)、当時有名だった15名による霊療術を紹介している。野口昭子夫人の『朴歯の下駄』にも出てくる本だ。 初めてこれを読んだ時、霊療術なるものの大家として野口晴哉先生(当時20代初め…

白隠「達磨」

白隠「達磨」

『白隠禅師 夜船閑話』と『霊療術聖典』を読み返す 1

1『白隠禅師 夜船閑話』 整体に入門したばかりの頃、私は白隠禅師の『夜船閑話』(高山 峻・大法輪閣)を買った。整体の先生に見せたら、『夜船閑話』は野口先生のおすすめ本で、講習会の時に販売用に置いてあるのを見たことがあると言っていた。最近、私は…

自然な死とは―死についての対話 2

自然な死とは 前回書いたようなことを書くと、やっぱり私も落合×古市氏対談のように「僭越」と批判されるのかもしれない。それぐらい、死については人それぞれの思いがあって、一つの枠に収まることではない。 でも、いつか死を受け入れなければならない時が…

死生観をもつ―死についての対話 1

死生観をもつ 今年の始めごろ、落合陽一氏と古市憲寿氏が行った対談(『文學界』文藝春秋)で、後期高齢者の終末期医療の問題について語った内容が批判を浴びるという出来事があったという。先日、その記事を今頃になって読む機会があった。 「医療費削減の…

正坐と整体

正坐ノスゝメ 野口整体では「型」の基本として「正坐」があり、活元運動、愉気、操法、多くの場面において問答無用で正坐をする。そのように決められているからというより、正坐でないとできないのだ。 野口晴哉先生は昭和の初めから「正しく坐すべし」と正…