アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

整体生活・野口整体と生きることをひとつに

新型コロナウイルス

2020年最後の日に

少し前に引用した、亡くなる三日前に行われた、ジョン・レノンのラストインタビュー(『Rolling Stone』のサイトで全文掲載)の中で、ジョンは次のように言っている。 …何があっても物事は進むし、自己満足に耽るのみ。そして自分の両親の行為を見て愕然とす…

(追記)心臓と太陽・インフルエンザ患者激減と新型コロナウイルス についての補足

アントロポゾフィー医学の公式見解として、「コロナ・パンデミック―いくつかの観点と展望」(PDF)という資料があったので、その中で太陽について述べている箇所を紹介する。このPDFはインターネットで入手できる。 (以下、ブログ用改行あり。( )内は管理…

心臓と太陽

冬キャベツの発酵漬けを仕込んだものの、寒すぎて発酵してくれない…。この発酵漬けは春まで十分食べられるぐらい日持ちがよくて(冷蔵庫保存)、しかも時間がたった方が美味しいというすぐれものなのだが、寒いと時間がかかる、ということも付記しておきたい…

なぜインフルエンザが流行しないのか についての追記

前回のブログで挙げた、 ①コロナ対策として、手洗い、消毒、マスクなどの予防が徹底されているため。 という理由について追記。 じゃ、インフルエンザが流行らないのは当然でしょ?と思う人もいるかと思うが、ではなぜここまでやっているのに新型コロナウイ…

インフルエンザ患者激減と新型コロナウイルス

ネット配信のニュースで「コロナとダブル流行なんて言われてたけど、「インフルエンザ患者」がほぼゼロになっていた」(現代ビジネス)という記事を読んだ。 この記事では、製薬会社や開業医が「患者激減で経営に困っている」という内容や、大げさに騒いだコ…

集団心理と個の確立

新型コロナウイルス禍が起きて、いろんな経験をし、学ぶことも多かったが、このさなかに一番考えたのは集団心理(群集心理)の怖さだった。 これはユングなどの言う「集合的な心(集合的無意識)」とは違い、人は集団になると自分の考えや行動などを深くかえ…

しつこく新型コロナウイルスについて考える

緊急事態宣言が出ている時より、少し前までの方が事態は良くなかったように思うのだが、新型コロナウイルスの話題はもう飽きてきたと見えて、ニュースなどでも取り上げ方が「またですか」みたいな感じになって来ている。 「なんのこっちゃ…」と思うけれど、…

新型コロナウイルスは今

先日、はてなから一年前のブログを回想してみませんか?というメールが来た。ちょうど、シュタイナーの著書を友人にプレゼントしてもらった時の内容で、懐かしく思い出された。 「王様の耳はロバの耳」という童話には、誰にも言えない王様の秘密を洞穴か木の…

子どものつぶやき

前回「おっぱいとおへそ」を書いたのは、窓を開けたら、偶然、小学生の男の子の「あー、おれ、保育園戻りてえよ。」という大きなつぶやきを聴いたのがきっかけだった。 思わず笑ってしまったが、自分が書いたおっぱいとおへその愉気の文章をふと思い返し、人…

免疫系の自然と、病症の経過ー新型コロナウイルスを通して学んだこと

免疫系の自然と病症の経過 最近、ちょっと書いては捨て…ということばかりやっていたのだが、本ブログの「感染症と時代―新型コロナウイルスの意味すること」と一連の新型コロナウイルスつながりの記事を読む人が意外と多くなっていることに気づいた。 多いと…

人間の内界と外界との調和

人間の内と外 今日、お散歩している時、ヨモギとフキを摘むことができた。どちらもまだやわらかく、瑞々しい。私の体には、新型コロナウイルスで一躍有名になったセンザンコウの鱗よりずっと良さそうだ。 マスクをしないで歩いている人はほとんどいない中(…

Covid-19陽性の理学所見

北京で「脳脊髄液から新型コロナ検出」の衝撃 地壇病院が今回の症例を公表した文章の中で、重症医学科主任の劉景院は第一線の医療関係者に対し、次のように注意を促している。 「臨床観察で項部硬直(訳注:後頭部やうなじの筋肉が反射的に緊張して生じる抵抗)…

清めの雪

今日は一日、本当に寒くて、冬は積もらなかった雪が今頃になって積もった。散りかけた桜の木が寒そうだ。 私個人はcovid-19を発症しても、経過できる状態だと分かっているので、新型コロナウイルスが怖いとは思わない。正直言って、ウイルスそのものがそんな…

感染症と時代―新型コロナウイルスの意味すること

私の住む地域には、在日米軍の家族が住む居住区があって、普段はアメリカ人の家族がのんびり居住区の外を歩いていて、英語のおしゃべりが聴こえる。しかし今、アメリカ人の姿は全くない。 沖縄(コザなど)では米軍キャンプで外出禁止令が出ることを「オフリ…

新型コロナウイルスと感受性

感染症と人間の関係 新型コロナウイルス旋風が已みそうもない。何だかAIだの何だのと浮き足立って騒いでいた世界が一変して、静まりかえったような気がする。人類がまだ免疫を持っていない、ワクチンや抗ウイルス薬がまだない、速度が速い…などで世界中で…

人間の自然 前回からの続きで、新型コロナウイルス

「裡の自然」 近頃〝自然〟ということが盛んに言われています。つまり、山へ行けば自然であるとか、木が在れば、それで自然だとか言っているが、そうではない。一人一人の人間の生き方が体の要求に沿っていくことが自然な生き方だ、と言わなくてはならない。…

新型コロナウイルスとアボリジナルアート

知人のお誘いで、伊勢丹新宿店にアボリジナルアート展を見に行くことになった。しかし、待ち合わせの場所になかなか現れず、しばらく待っているとトイレの中からマスクをした人が出てきて手を振るので、よく見るとその人だった。 何だか肩で息をしていて、神…