今、父の入院で実家に戻っている。全然変わらない、伯母の葬儀を仕切った…というはなしを聞いていたが、入院の前日会ってみると少し痩せて翳りがないというわけではなかった。
それでも開腹手術をしないで済んで、安心した。ちょっと言いにくい重い病名ではあるが、病気云々以前に、体幹部の筋肉を切るというのは一般に考えられているより大変なことなのだ。特に高齢者は、切開部の回復自体の経過が悪いことも多いし、運動系全体に影響する。
そんな中、ある人に個人指導をすることになったのだが、父の手術にあまり影響されることなく指導ができて、ちと成長したかな?と自画自賛。行き帰り通った春の田舎道は花盛りで自転車をこぐのが気持ちよかった。
そして郷里に帰ると必ず行く名もない神社にお参りした。本当に名もなくて、多分明治時代に合祀された神社だと思うが、誰かが変わらずに守っている神社だ。敷地は結構広く、入口はシャガが盛りで、階段脇にはマムシグサとウラシマソウがたくさんあった。
ちょっと調べてみると、マムシグサは全草に猛毒があり、ウラシマソウは環境や成育年数などによって性転換するのだそうだ。見た目も個性的だが生態も個性的である。
それでは、帰ったらまた書こうかな…。上の写真はウラシマソウ、下はマムシグサ。マムシグサは触るだけでかぶれることがあるそうで、見かけたら要注意。