アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

野口整体を探究・実践する「整体生活」について

清めの雪

 今日は一日、本当に寒くて、冬は積もらなかった雪が今頃になって積もった。
散りかけた桜の木が寒そうだ。

 私個人はcovid-19を発症しても、経過できる状態だと分かっているので、新型コロナウイルスが怖いとは思わない。正直言って、ウイルスそのものがそんなに怖がるような類いとは思えない。
 内心、人に接する上では自然経過して免疫を獲得したいと思っているが、今回獲得しても、数年後には別のウイルスが登場するだろうとも思う。

 よく考えると、伝染するというのは不思議なことだ。
 細菌、ウイルス、寄生虫、いろいろ伝染するものがあって、媒介者もさまざまある。人間の情動にも感染力があって、それが集団心理を生む。
 私はウイルスよりも、恐怖、不安、憎悪などの集団心理の方が怖いと思う。
 自己保身に走れば走るほど、そういう集団心理に呑まれていく。命の智慧からは離れていく。

 不安と恐怖の奥にあるものは、死の要求かもしれないというコメントをくれた人がいた。たしかにそういう心理の奥には自己破壊的な何かがあるような気がする。
ネズミが集団で海に飛び込んでいくような。

 それにしても、外出自粛要請の出た首都圏に降った雪は、ちょっと非日常的だった。
春だから、ちょっと湿った重い雪だったけれど、辺りが白い雪をかぶっていくのを見ていると、自分も世界も清められていくような気がした。
 人間どもよ、頭を冷やせ!と神様が言っているのかもしれない。