アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

野口整体を探究・実践する「整体生活」について

新・平均化体操の会が始まる

 先日、久しぶりの平均化体操の会に参加した。その日、私はあまり体調がよくなくて、どうしようかな・・・と思ったけれど、今回から講座のやり方が変わるため、行ってみることにしたのだった。

 今回からお弟子さん?ではなく、先生が最初からお話をして下さるようになっていて、その後実習が始まった。

 一人でやる基本の運動から二人でやる運動に入る。この時、組んだ人と正面で向き合い手を合わせるのだが、最初、ちょっと恥ずかしいような、ときめくような気持ちになる。

 野口整体では、坐姿で人に触れる時は背中からというのが基本になっていて、間近で正面を向くというのはあまりないせいもあるかもしれない。この日組んだのは若い女性で、後ろからだと男のお尻でも平然と触っているくせに、と自分でも可笑しくなるけれど、人に向き合う、触れ合う時の「初心」に戻れるような、新鮮な感じが好きだ。

 休憩を挟んで、本式の平均化体操が始まった。だんだんと自分の呼吸が続かなくて、集中力が落ちているのが分かってきた。そして胸筋が縮んで硬くなっていることが分かり、そのうちに咳が出て胸が痛くなってきた。途中、5~6人でやった時、みんなの速度(隣の人と出て押し合う時の)についていけなくて運動に入ることができず、呼吸が浅くなっているのが良くわかった。

 お正月あたりから、深く吸おうとすると二段階になってしまうことには気づいていたけれど、胸の硬さを明瞭に感じていなかったので、それがはっきりとしてきたことに、はっとさせられた。

 最後に先生が、ゆっくり押し合うようにするやり方を教えて下さった。そのやり方だと流れが伝わっていくのが感じられ、「腑に落ちる」という感じがして、きちんと終えることができた。私はまだ伝導率(?)が低いのかな?とも思う。長い力でじわーっと圧が伝わってくる方が、流れや全体性を感じ取りやすい。

 これを書いていて思ったのだが、以前、先生は動きもお話も「速度のある人」という感じを持ったけれど、この日の先生はお話もゆっくり感があって、最後もゆっくり圧だったな・・・と思う。何か心境の変化があったのか、体調(波)の関係だろうか?この日の私には、そのゆっくりリズムが適っていたようだ。

 そして今回、初めて、平均化体操で滞りが分散するのを、人の体で(ほんのちょっとだけ)観察してしまった。これは先生の許可を取らずに思わずやってしまったので、ちょっと気が引けるのだが、効果を手で確かめられたのは、さわり魔の私としては良い勉強になった(でも、失礼しました。以後気をつけます)。