アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

野口整体を探究・実践する「整体生活」について

初心

 平均化体操を習い始めて五カ月が過ぎた。私にとって大きな変動のあった時に始めたせいか、何だかすごく長く感じてしまう。

 先日平均化体操のHPを見たら、来年から始まるクラスは、少し前に私が書いたいい加減な記憶とは少し内容が違っていた。これまでの平均化体操の会はお休みで、新しい講座(初心者も入れる)が新しく始まるようだ。かなりあやふやな理解の下、平均化体操を始めてしまったけれど、なんとかついていけそうかな、と思う。

 私は野口昭子氏の著書というのは『朴歯の下駄』しか読んだことがないけれど、この本や古い月刊全生などを通じて、先生が赤ちゃんだったころのことだけは多少知っている。しかし、今の先生のことは知らないという変な状態なので、来年から始まるクラスで、先生がどんな人なのかを知るのも楽しみだな・・・と思う。

 平均化体操はひとつのメソッド(方法論)として成立しているけれど、やっぱり身体的なものはその人自身と離れて成立するものではない。だから、平均化体操ができた過程や、なぜこういうことを考えたか・・・というお話を聞くことは、自ずと先生を知ることにつながると思う。

 昨日から読み返している、鈴木俊隆師の『禅マインド ビギナーズ・マインド』という本のプロローグには、こんな言葉があった。

初心者の心には多くの可能性があります。しかし専門家といわれる人の心には、それはほとんどありません。

In the beginner’s mind there are many possibilities, but in the expert’s there are few.

(鈴木俊隆『禅マインド ビギナーズ・マインド』サンガ)

 この平均化体操の会は進化の途上にあるようで、会ごとに変化が大きいのだけど、いつもこの「初心」という気持ちになれる雰囲気がある。来年から始まる教室を楽しみにしている。