アルダブラゾウガメ玄の生活 ― 気は心と体をつなぐもの

野口整体を探究・実践する「整体生活」について

平均化体操 四回目

 やっと四回目が書ける・・・。前回間に合わなかった反省を踏まえ、今回は早めに到着して月島観光をすることにした。

 江戸時代の船着き場の名残が残る住吉神社界隈を散歩して、もんじゃ焼き屋さんばかりが並ぶもんじゃ通りを歩いてみた。そこになぜかおいしそうな自家焙煎のコーヒー豆屋さんがあって、コーヒー好きの私は買わずに来てしまったのがちょっと心残りだ。月島は路地がたくさん残っていて、いろいろ個性的なお店があるし、面白い街だと思う。 

 今回は進め方が以前と変わっていて、前半(基本)と後半に分かれていて解説も別だった。解説する二人の話しぶりが前より落ち着いているし、前半後半とも入りやすくなったと思う。偏り疲労は自分では意識しづらいことなので、説明は確かに難しいけれど、平均化体操では、身体の可動性(可動域)のことを説明することが大事なんだな、と思った。 

 二人でやる基本の運動は、相手の方にお褒めを頂き、安心した。練習の甲斐あって何とかついていけそうだ。その中で、立姿の時、私の左側の腰が前に傾いて動く(捻れて動く)とその人が教えてくれた。私は左重心なので、左偏りは意識しづらい傾向がある。正坐でやってみると自分でもよく分かり、右がお留守にならないようにすると調整がつくことが分かった。

 基本の運動の中である程度動きづらさや偏りを意識化しておくのは大切なことのようだ。感じたことに体が応えることで、後の流れができていくということが後で分かった。やっぱり「心でも体でも異常を異常と感ずれば治る(異常感→回復要求→正常化)」法則がここでも生きているらしい。 

 後半、本式に平均化体操に入ると、やっぱり最初は腑に落ちない感があった。でも、この日に初めて組んだ人がいろいろと教えてくれて、間違って理解していたところが良くわかった。そして、先生にも途中で教えて頂き、どうなっていけばいいのかがつかめてきた。

 これは説明するのが難しいのだけど、今回、私が捉えたことを記録しておこうと思う(違ったら後でまた訂正)。正坐して、向かい合わせで手を合わせて二人で押し合いをすると、どうしても力の集まりやすい場所と方向があるのでそちらに少し重心をずらす。そういう感じに緊張が外れるようにすると、集まっていた力が、(たぶん無意識に平衡を図ろうとして)流れていくように感じる。その力の流れに伴って、体が動いたり、伸びたりするのだ。

力が流れて体が動き出すときは、気が流れる近い感じだ。私は腰椎の下の方の動きが悪くなっていたので、それが動くように力が自然に集まって、それに適った運動になった(こういう動きは活元運動に近くて随意運動ではない)。

 これを読んでもやったことのない人には想像しにくいと思うけれど、体感としては、前屈みで作業をして、疲れた時に体を思わずうーんと体を伸ばすような気持よさが全身にあって、こうやって動くことで偏り疲労という緊張が抜けない状態が弛むのだ。

 まだ初心者の私が言うのも変だけど、この日組んだ人は感性の良い人と見えて、私の今の状態を観察して、どうなっていくのが良いかを教えてくれた。

 すごく長くなってしまったけれど、今回はハードルをひとつ超えたような感じがして、充実した時間になった。先生のお話では、来年から月島でももう少し踏み込んだ内容のクラスを始める計画があるようだ。

 私の整体の先生との絡み(野口先生が亡くなる前の数年と、亡くなった後数年間の人間関係の問題)も想像以上にあって、整体協会の道場に行くのはやっぱり難しいかな・・・と最近思っていたから、月島が会場というのはうれしいお知らせだった。

 平均化体操についてはまた思い出したら書こうと思う。